#人生の伏線回収とは、まさにこういうことを言うのだろう。
――思えば学生時代、
私の将来設計は
「こうはなりたくないリスト」を
作るためにあったようなものだ。
しかし、神様というのはよほど天邪鬼なのか、
私の人生のコンパスを常に
180度狂った方向へ
狂いなく回し続けている。
まず「車に乗る仕事は絶対にNG」と叫んでいた私が、
いまや友人と介護タクシーのハンドルを握っている。
しかもセットで避けたかったはずの「介護職」までついてくるというお得(?)な2連コンボだ。

おまけに「いくら食べても太らない」という謎の全能感を抱いていた若き日の胃袋は、
気づけば綺麗に裏切られ、
見事に「お腹だけぽっこり出る中年太り」
という定番の勲章を授けてくれた。
極めつきはパソコンである。授業で数分触るだけで画面酔いし、
胸が悪くなっていたあの拒絶反応はどこへやら。
いまや四六時中ディスプレイとにらめっこし、WebデザインやWeb開発で生計を立てている。
##人間の適応能力、あるいは「必要に迫られた人間の底力」とは恐ろしいものだ。
こうなると、学生時代に
「絶対にならない」と固く誓っていたもう一つの項目
――「職人」の二文字が、
なぜか急に背後から不気味な存在感を放ち始める。

職人なんて絶対無理、そう思っていたはずなのに、
ここまでの見事なフラグ回収劇を見せつけられると、
「もしかして数年後、私はどこかの工房でノミを片手に無言で木を彫っているのでは……?」
という恐怖すら覚えてくる。
まあいい。計画通りにいかないからこそ、人生というシナリオは退屈しない。
明日あたり、私は急に山奥で陶芸に目覚めているかもしれないし、
あるいは全く予期せぬ「何か」のプロフェッショナルになっているかもしれない。
未来の自分がどんな顔をしているのか検討もつかないが、どうせまた予想の斜め上を行くのだろう。
――さあ、次はどんな笑える矛盾が待ち受けているのやら。
人生という名のコントは、まだまだエンドマークを打たせてくれそうにない。


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AI NEWS ジャパン 編集部
学歴:偏差値40以下の高校を卒業。サッカー推薦で大学へ進むも、4年目前で華麗に中退。
周囲からの評価:家族や周囲から「お前は本当にバカだな」と呆れられ、太鼓判を押され続けてきた半生。
